滅菌事業

滅菌事業

滅菌事業

洗浄・滅菌・手術室補助業務では、感染リスクを排した安全な医療器材を安定的かつ効率的に供給するとともに、医師や看護師に負担をかけずに手術室を円滑に運営していくことが求められます。当社では、国内外の諸学会が発行しているガイドラインを軸に、手術看護認定看護師や第一種滅菌技師がオペレーションの監修を行い、安全性の担保を実現しています。同時に、経済性も重視しており、限られた器材の有効活用・紛失防止に向け、定数・在庫管理を徹底する他、使用履歴のデータ入力やコスト管理、仕様に応じてトレーサビリティシステムの運用などを担います。また、物販事業と連携し、最適な医療機器の選定、費用対効果の高い消耗品の提案を行います。

スタッフの育成については、入社後に当社独自の初期研修を行い、その後は動画および写真付きマニュアルでフォロー、定期的に知識定着テストを実施し、習熟度の向上を図っています。また、毎月25日を「医療安全の日」に設定し、インシデントの撲滅に向けた取り組みを継続しています。さらに、一定のキャリアを積んだスタッフに対し、滅菌管理士や滅菌技師を中心とする資格取得支援制度を設けています。

高度急性期病院を中心に年間80,000件以上の手術をサポートしている経験をもとに、安全かつ経済性に配慮した手術室運営を実現します。

洗浄・滅菌

手術に使用する大きな器材から小さな器材まで、さまざまな医療器材を滅菌消毒し、使用目的に合わせてセッティングします。当社では、各病院の施設の特徴や手術室の運用を踏まえて、最適なオペレーションを構築しています。また、急性期病院は手術件数が多く、緊急手術が頻繁に入りますので、責任者・リーダーは手術の予定や器材の在庫を常に把握した上で、看護師と密接に連携し、作業工程の優先順位付けやコントロールを行います。

洗浄・滅菌

手術室補助

看護師の負担軽減に向け、手術室の事前準備や術中のサポート、術後の清掃・後片付けなどを担います。急性期病院では手術室の効率的な稼動が命題となっており、麻酔科医や看護師と連携し、その実現に努めています。さらに、仕様に応じて、当社在籍の手術看護認定看護師による監修指導のもと、器械展開の一部業務を受託しています。また、お客様と協議して作成した定数リストに基づき、薬品や診療材料の補充、カートの整理・清拭を行い、過剰在庫や不良在庫を減少させます。

手術室補助

CEアシスタント

CE(臨床工学技士)が臨床業務に専念できるよう、医療機器のメンテナンスや貸出返却、物品管理、洗浄滅菌といった付随業務を受託します。

CEアシスタント

空間環境測定

設備管理事業と連携し、手術室の空間環境を管理する設備が適切に稼働しているかどうか、最新の検査機器を使って入念にチェックし、問題があれば直ちに対応します。

滅菌事業部のマスコットキャラクター

滅菌事業部のマスコットキャラクター「うめ吉」と「イール君」。年に数回発行している滅菌通信に掲載されるキャラクター。滅菌通信は、社内で得られたノウハウやヒヤリハットを共有し、事故を起こさない事業部をつくるために発行しています。

    【社員の取得資格の例】

  • 看護師
  • 臨床工学技士
  • 滅菌消毒業務受託業務受託責任者
  • 滅菌管理士
  • 滅菌技師
  • ME技能実力検定
  • 普通第一種圧力容器取扱作業主任者
  • 特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者
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